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ひと眠りしたら身体が楽になった。
時計を見ると夜7時。ららぽーとに行くには遅すぎだ。
映画を観に行こう。
隣町の映画館で「かぐや姫の物語」って映画を見た。
監督は
高畑勲[画像] さん。
この人は監督と言うより宮崎駿作品の
プロデューサーって言う印象・イメージが強い。
「
火垂るの墓[画像] 」「
おもひでぽろぽろ[画像] 」「となりの山田くん」・・・
高畑さんは多くの監督作品を世に出しています。
スタジオジブリ作品は良く観ているけど
不思議と今まで高畑作品は一度も観たことがありませんでした。
「かぐや姫の物語」はオイラにとって初めて高畑作品なのです。
昔話の「竹取物語」を原作にした作品なので
あえてストーリーは書きませんが元のストーリーに
高畑監督が少々アレンジを加えた感じです。
ポップコーンをパクつきながらの
2時間17分の長編アニメでしたが見どころ満載でした。
日本を代表するアニメーターの
田辺修[画像] と
ジブリの美術職人・
男鹿和雄[画像] 。
この2人の才能の融合が生み出した映像に驚いた。
水彩画が動いているような映像にビックリ。
通常のセルアニメのような人物が背景から浮いている
感覚が全くない・・・人物も背景も一体になっている感覚。
アニメヲタを自称する人ならこの映像の凄さはわかるはず。
フルCG系映画の観過ぎで食傷気味な人にはうってつけの映画でしょう。
月からやってきて竹から生まれたかぐや姫。
はじめは笑顔が多かった彼女が様々な経験で見せる
喜怒哀楽の表情・表現が印象的。
アニメヲタでない人でもこの映画の様々な映像から
何か暖かいものだったり痛々しいものだったり
色んなものを感じることができると思います。
そして主人公・かぐや姫役の声を演じた
朝倉あき[画像] さんの声がいい。
この作品では故・
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