このアトラクションはやたら揺れるらしくて
スマホや財布など落ちやすいものは予めロッカーに入れてくださいって
指示があったのでそれに従った。
さすが貸し切りだ!まるで止まることなく待ち時間無しで
あっと言う間にアトラクションまで行ってしまいそう。
ただ途中で見える映像も興味深い。
ちょっとくらいだったら待ってもいいかも♪って思ったりもした。
あと少しでアトラクションってところで
「あ、ちょっと待って頂いてもよろしいですか」と係員に呼び止められた。
「これに乗って頂いても構いませんか?」と言われて
向かったのが「お試しの椅子」みたいなやつだった。
・・・・・マジか。ここでこれかよ。
「嫌だ。」とも言えず乗ってみた。
イスには乗れたけどやっぱりバーが下まで下がらない。
結構下がっていたけどバーの下がり具合がグッドな「青ランプ」が点灯しない。
この青ランプが点灯するまでバーが下がらないと
乗り物が動かないのだと係員は言う。
アウトっぽい。
何度やってもランプは付かない。
オイラの横を次々と客が通過していく。
「あの人(オイラの事)、乗り物乗れねえんじゃねー」みたいな
視線を感じてちょっとムッとしたけどオイラはバーを下げる事で
一所懸命だった。
でもやっぱり青ランプは付かないらしい。
・・・・・アウトだ。
ぶつけようのない苛立ちを抱えて帰ろうとすると
係員さんは「こちらでお待ちください」という。
こちらとは乗り物に乗れない小さい子供たちや
乗り物に乗っている子供を待っている親達が待っている部屋だった。
目の前をオイラが乗りたかった乗り物が数回通過した。
何だかなぁ〜、超デブ中年を晒し者にした挙句、監禁かよ〜って
思いつつ何とも言えない時間を過ごしていると
責任者と名乗る女性がやってきた。
「この度は申し訳ありません・・・・・・(中略)・・・・・・申し訳ありませんでした」と
膝をついて謝罪してくれたけど、その言葉からは
セコメントをする