自分の感情を抑え気味な八尋。
自分の居場所を見いだせず時折、感情を爆発させてしまうもとむ。
自分の気持ちに正直に動いてしまう鈴・・・。
3人は避けることのできない「使命」と言う名の運命を
受け入れながら三人三様の生き様を舞台から見せてくれました。
ハッピーエンドとは程遠い終わり方で
お客さんも拍手喝采とはいかず微妙な雰囲気でしたが
オイラは悪くないと思いました。
この舞台を観ていたら昔観たアニメ映画の
「スカイクロラ」を思いだしてしまいました。
物悲しい終わり方が何となく似ているなぁ。
鈴を演じた木村文乃さんは今回の舞台が初舞台だったそうですが
共演の多部未華子さんや三浦涼介さんとの長セリフも
淡々とこなしている様子はとても初舞台とは思えないものでした。
初舞台が蜷川さん演出の舞台なんて
彼女は結構幸せ者かも知れません。
舞台での木村さんはCMとはまるで違う印象。
やっぱり脇役がハマる人かなぁと思いつつ
ドラマでも舞台でも主役を演じる姿も観てみたいと思いました。
何がともあれこれからも頑張ってほしいと思います。
ちなみにこの舞台は15日までやってます。
そのあとは名古屋、大阪でも公演があるようです。
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