オルフェーヴル2着、キズナ4着。
優勝した3歳牝馬のトレヴは強かった。
オルフェーヴルよりもハンデが5キロ軽い事もあるだろうけど
あの着差は・・・トレヴが強かったとしかいいようがない。
オルフェーヴルについては
もっと前(のポジション)で競馬しても
良かったんじゃないかとも思うけど
鞍上のスミヨン騎手にしてみれば
昨年の凱旋門賞が
トラウマになっていたんだろうと思う。
(ノヴェリストが出走していれば、もっと前にいたのかも知れない)
武豊騎乗のキズナは馬の力を出し切ったと思う。
優勝したトレヴをマークして直線入口では
オルフェーヴルを「牽制」しつつ、
トレヴに真っ向勝負・・・いいね〜♪って思った。
直線では先行するトレヴの後ろから
オルフェーヴルとキズナが・・・シビれた。
・・・が、トレヴは強かった。
差が縮まるどころか広がってしまった。
オルフェーヴルを管理する池江泰寿調教師と
キズナに騎乗した武豊騎手は幼馴染みの同級生。
オルフェーヴルとキズナ。
この2頭の馬から垣間見れる「縁」は奥深い。
(↑個人的な感想です)
まずはオルフェーヴルから。
競走馬オルフェーヴルの父であるステイゴールドを
管理していたのは池江泰寿の父である元調教師・池江泰郎氏。
国内のG1では何故か優勝できず「善戦マン」として
多くの競馬ファンから人気を博したステイゴールドの引退レースは
現役50戦目にして挑む
国際G1である「香港ヴァーズ」。
この引退レースの鞍上は武豊。
このレースでステイゴールドは今まで見たことの無い剛脚を披露、
優勝で有終の美を飾って関係者はおろか多くの競馬ファンの涙を誘った。
オルフェーヴルの母の父「芦毛の怪物」メジロマックイーンも
鞍上が武豊で調教師は泰郎氏。
中・長距離では滅法強くて
天皇賞などG1・4勝を挙げJRAの顕彰馬となっている。
オルフェーヴルの母オリエンタルアートは大きなレースでの勝ち星は無く
3勝を挙げて現役を引退したが3勝すべてが池添謙一騎手によるものでした。
競走馬としては目立つ活躍は無かったオリエンタルアートでしたが
繁殖牝馬になってから7頭の子供を産み、そのうち6頭が中央競馬で
勝ちあがる活躍を見せています。
特筆すべきはオリエンタルアートが産んだ2頭の代表産駒である
オルフェーヴルとドリームジャーニーには現役時代からの縁なのか
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