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「私は貝になりたい」を見た。2時間半ほどの大作だった。
映画を見て「戦争は最悪じゃ」と思った、それが感想だ。
あまり書いてしまうと映画の本編にも触れてしまって
これから映画を見ようとしている人に悪いのであまり書かないが
この映画を見て本当にそう思った。
中居正広&仲間由紀恵の夫婦愛を軸に描いた映画だったが
これほど残酷な映画があっただろうかと思ってしまった。
ただこの映画の凄いところは「残酷だけでない」所だ。
あまりにも悲惨すぎる脚本に潤いと力強さを与えているのが
久石譲の音楽だ、久石譲以外の音楽が使われていたら
オイラは劇場で泣いていたに違いない。
ちょっと宮崎駿の映画と少しダブるような音楽で
映画が始まってすぐにオイラは「私は貝になりたい」の世界に
スムーズに入っていくことが出来た。
たまに戦争映画を見て「悲惨だ〜」と思って終わってしまう
映画が多いけれど、この「貝になりたい」は見ている人に
いろいろ考える余裕を与えてくれているのが普通の映画と違う。
中居&仲間を中心に周りのキャストもいい味だしてたのも
この映画の素晴らしいところでした。
「レイトショーで1200円なら失敗してもいいや」くらいの
気持ちで見ていたが「これなら1800円でも文句なし」と
思いました。こりゃ〜秀作です。
最近の邦画頑張ってますね〜。
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